2008年11月14日金曜日

環境デザインⅡ課題1




コンセプト

番組容:話題のスイーツをとおして、その作り手であるパティシエの情熱を伝える。 

 毎回旬なスイーツをとりあげ、そのスイーツを作っている有名パティシエを呼び、ドキュメンタリー形式で密着取材を行いお菓子の奥深さを伝えていく。
 登場人物はMC、ゲストパティシエ、タレントゲスト各1名づつの計3名で進める。

デザインコンセプト:カジュアル・エレガント・キュート

 階段上から登場人物が現れる、いわばスイーツの世界への入り口である上手は、一番身近な街中のカフェでのスイーツがイメージソースである。カジュアル感の演出のために、レンガ調の壁とウッドデッキのようなアンティーク調の木の階段をあしらった。

 番組のメインステージとも言える正面は、パティシエがスイーツにかける思いを語る舞台である。パティシエの情熱により生み出されるスイーツの高貴さを演出する。ビロードの絨毯と美しい青い壁、そこに設置された3つのモニターに映し出される真剣な表情の主人公。エレガントなパティスリーを思わせるセットの中心で3人がハイスツールに浅く腰掛け情熱を語り合う。背面の奥に行くほど濃いブルーになるグラデーションは長い歴史と未来を象徴している。また、背面の3つのモニターは雰囲気の演出をはたすのみで、ドキュメンタリーのメイン映像は画面の切り替えにより映し出される。

 番組の最後にはその回のテーマスイーツを下手に設置された一段上のサブステージにおいて試食する。チープなスイーツもハイクラスなスイーツも、すべては少女のような笑顔のため。だからこそ、淡いブルーの壁と下手は白地にブルーの模様をあしらった壁と有機的な形状をした間仕切りでキュートさを演出。ステージの壁にはこれまで紹介したスイーツの写真が飾られている。
 間仕切りの向こう、一番下手側にあるスペースはその回のテーマスイーツの写真が飾られ、ゲストパティシエがそこに立つことでエンディングをむかえる。